暖かくて強い春一番の風をイメージした店内装飾。本来廃棄される物を再利用し、オーガニックコットンを染色して使用しました。
クロスホテル京都KIHARU Brasserie 様 からはフルーツの皮やコーヒーのドリップ豆粕などを提供いただき、竹中庭園緑化のフラワーショップからはロスフラワーを集めて、社員自ら草木染めに挑戦しました。
自然の素材から抽出された色はとても優しくきれいな春色に染まりました。
植物に関わるなかで、環境の為にできることを考えた時、ゴミやロスフラワーを減らすこと、環境に配慮した資材を使うことは大切です。それだけではなく、楽しんで続けられることをしたい、植物の新たな魅力を知って欲しいという想いからアイデアが生まれました。ロスフラワーでの草木染めでの装飾をご提案したところ、クロスホテル京都様も大変ご興味を持ってくださり、シェフも快くコーヒードリップ豆粕やフルーツの皮を集めてご提供くださいました。
実際の染めの作業は、今までの花との関わりでは味わえなかった経験となりました。
「桜の枝からこんなに綺麗なピンク色がでるなんて!」
その感動は、うまく色がでなかったり、思うように定色しなかったりした試行錯誤さえも楽しみに変えました。
クロスホテル京都様と竹中庭園緑化とで楽しみながら作り上げたエコなアート。
これからも、エコもアートも楽しみながら続けて参ります。